2018年12月27日

今までの経緯 歴史

2018和歌山中央ジュニアの優勝で幕を閉じた

第10回夢高砂ドリームカップ記念大会

今年で6度目のチャレンジでした。

ここ数年の成績でチームの認知度もあがり

たくさんの選手が興味を持ってくださりチャレンジしてくださいました。

今年は6支部の30チームから80名の選手がチャレンジしてくださいました。

7年前、このチームが立ち上がったきっかけは

プロ12球団がおこなっているジュニアチームのセレクションが和歌山でも認知され

和歌山からもチャレンジする選手が多くなってきた7年前に

タイガースジュニアにチャレンジし選ばれなかった選手を中心に

数チームの選手だけでタイガースジュニアと対戦する事が目的でした。

1年目は高砂には出場せず阪神タイガースのみと4試合をおこない

2勝2敗の成績で(うち2試合は甲子園でした)

選ばれなかった選手達は凄く輝いていたのが印象的でした。icon12

そして翌年も同じ形でチームを結成しタイガースジュニアさんとの試合のみになる予定でしたが

タイガースさんの予定や方針でできるかできないかわからない状況の中

当時の代表兼監督のY氏のご足労で高砂の大会の話を探してきてくださいました。

そしてはじめてユニホームを揃えて数回の練習を経て高砂にチャレンジしました。

この大会出場を機にタイガースジュニアにチャレンジし選ばれなかった選手や興味を持ってくれる

選手を中心に6年最後の経験として高砂に出場しようと言う話になったのですが

数チームだけで選出していてはこれから先に何か問題がおきると代表が

地元の全チームに「6年のみでおわかれ大会が終わった時期に大会に出場したいので興味のある選手がいたら

チャレンジさせてあげてくださいと」1チーム1チーム回ってくださったのです。

しかし返答は賛否両論でした・・・ごもっともだと思います。

自チームの方針や方向性・価値観はそれぞれなのですから・・・

そして二回目チャレンジの年から

平等性を期すために、このブログのみの告知とさせていただいたのです。

◯月◯日に高砂にチャレンジする為の選考会をおこないます。

20名以上の希望者があった場合はセレクションと言う形をとらせていただきます・・・と

するとその年から限られた支部からではなく

その年だけで5支部50名のチャレンジャーが参加してくれました

翌年も約50名

そして優勝した次の年は80名

次の年も80名

5年間で6支部から40チーム以上400人がチャレンジしてくれました

正直戸惑いもありました

ここに興味を持っていただく選手や保護者さん全員と価値観を共有したいと言うのは

正直なところでしたしたし

しかし大会の規約には25名以内の登録・・・

そこでまずしなければならないと思った事がセレクション前から

明確なこのチームの方針・方向性・目的・目標を明確にすることでした。

活動期間の明記

活動期間中の必要経費

セレクション前に全て記しましたik_08

選ばれてから「こんなこと聞いてない・・・」と言う事がないように

そしてここだけの絶対的最大のルール

選出されても必ず自チーム事が優先であり

セレクションにチャレンジする際は自チームの代表または監督の承認を得てくることでした。

またこのチームで教わった学んだ事は声や元気、ベンチワーク以外は自チームに持ち込まない

と言う事も徹底してきました。

セレクションを行うとなると必ず選ばれる選手とそうでない選手が出てきます。

だからこそ何カ月も前からОB保護者様とともに

合否だけに捕らわれず、このセレクション受けてよかった

と思っていただけるセレクションにしようと準備させていただけました。

実際、セレクション終了後に

選ばれませんでしたがあきらかに子供の頑張りがかわりました

次男もチャレンジさせたいです。

本当に素晴らしいセレクションで素晴らしい経験をさせていただきました。

加関係者の皆様によろしくお伝えください

などとたくさんのメールをいただきました。

本当にうれしかったですし

こんな方たちと時間や価値観を共有したかったと改めて感じました。

今では自チームの指導者さんから選手に

「中央に選ばれるのを目標にしろよ」と言ってくださる指導者さんもいると聞きましたicon11

現在、少子化の一途をたどり

少年野球を志す選手も激減しています

各地で減少に歯止めをかける為に野球教室や体験などを実施して下さっています

それでも自チームで一学年オール六年生が揃うと言うことはほとんどなく

A級の試合でも下級生がスタメンと言う状況を多く見かけます。

六年生が1人でがっぱっても学校内で共有できる同級生もなく

下校してからもクラスメイトと遊ばす1人ユニホームに着替え

グランドに行きがむしゃらに頑張っている選手も多くいます。

そんな状況の中

ここ数年で県内でも同時期から6年生のみの連合チームや選抜チーム

が多く結成され

中学野球をするまでの県内の同級生との交流や思い出作り

共に喜んだり、悔しがったり、自分のポテンシャルはどの程度なのかを知ったり

今期だけでも県内のオール6年の連合・選抜チーム5チームと9試合

交わらせていただきました。

この上記の各チームの目標や目的はそれぞれ若干違うとこがあったとしても

根のところはまったく一緒なんです

主役は子供

タイガースジュニアさんを含め他のチームにチャレンジし合格した選手は本当に素晴らしいですし

おかっちは合格した事よりももっと凄いのは

選ばれてからの経験だと思うんです

大きな舞台での緊張感

同級生の力を目の当たりにし切磋琢磨する

人間と言うのは経験からのみしか成長はありません

それだけ素晴らしい環境たからこそ

12球団のジュニアのセレクションは合格した場合

自チーム優先ではなく

球団活動優先と記されています。

それでも和歌山県から毎年100人近くの選手がチャレンジしにいきます。

今年も3名の選手が和歌山県から選ばれています。

自チーム優先でなくても

「頑張ってこいよ」と送り出してくれる自チームの代表さん監督さんの決断力は

尊敬に値します。

今回高砂で優勝させていただき

今年一年の間に一度も金メダルを首にかけた事のない選手が

6人も首に金メダルをかけました

それも32チームがエントリーしている素晴らしい大きな大会で

金メダルを首にかけられた瞬間にうれしさと緊張感からの解放から号泣した選手が何人もいましたicon11

軟式野球発祥の地 高砂で和歌山の子供たちが和歌山の自チームで学んだ事を

全力で出し和歌山県の選手層の厚さを高砂の地で知らしめてくれました

そして

今期はじめて金メダルを首にかけた選手が家の玄関で母親の首に金メダルをかけたそうですicon11

その話きいてやばかったですね・・・icon11

こういった子が1人でも多くでる事によってでも

少年野球減少につながるのではないのかと思う事があります。

10年一昔と言われた時代から3年一昔と言われる時代

状況は目まぐるしく変化しています。

色んな環境での立場や立ち位置の中

たくさんのお偉い様方が学童野球にかかわり子供たちの為に尽力つくしてくださり

素晴らしい野球少年が巣立ち

社会に出て行きました。

どうかこの先も自チームの代表様、監督様の承認で

何かにチャレンジできる場だけでも認めてくだされば幸いですik_70


















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